こんにちは。
足の裏キレイにし隊のよーこです。
10月7日のピンクリボンの日には、
女性社員対象の乳がんセミナーがありました。
乳がんサバイバーとしてモデル活動をしている園田マイコさんをお招きして、
乳がん体験談を伺いました。


乳がんになったと知った時のこと、
治療、
つらかったこと、
悲しかったこと、
気づいたこと、
得たこと
などをゆっくりとかみしめるようにお話してくださいました。
特に乳がんとわかってからのご家族とのかかわりや、
乳がんにかかったからわかった大切なモノやコトについて、
ハンカチも持たずに部屋に入った自分を呪いたくなるくらい
涙なしでは聞けないお話でした。
セミナーに参加できなかった方にも
ぜひお伝えしたいので、
お話のダイジェスト、ご紹介しますね。
乳がんのセルフチェックを30代からしていたというマイコさん。
でも正しい知識があったわけではなく、
乳腺科に置いてあるようなガイドブックをさらっと見て
感情を抑えるのに必死で病院を出て、
やっと近くのベンチに座って
旦那さんにやっとのことで伝えてすこし落ち着き、
大事な人だから伝えようと決意してものすごく緊張しながら帰宅。
って帰ったら息子さんが出迎えてくれて、
そのころ、私もハンカチを持ってこなかったことを猛烈に後悔していました・・・涙涙)
それから、
病院を渡り歩いたというマイコさん。
結局サードオピニオンで、
手術へと向かいました。
想像以上の恐怖だったそうです。
無事に終え、安心したのもつかの間、
特に脱毛は、
息子さんに見られたことをきっかけに坊主になったんだそう。
それも、女性としてはものすごい勇気のいることですよね。
とおっしゃっていました。
おなじ乳がんサバイバーの人の体験や言葉。
実感しました。
乳がんになって、
今ではよかったと思えることもあるんだそうです。
支えてくれる周りの人の大切さを知ることができたこと。
自分がどういう生き方をしたいのか、
改めて考えて大切に思うことができたから。
最後に、マイコさんが私たちに贈ってくれたメッセージは、
家族や、一緒に働く仲間がいるということは
本当に幸せなことであるということと、
一度きりの人生、
どう生きていきたいのか、
考えながらキラキラして生きていってほしいということ。
乳がんになって治療して乗り越えた人だからこそ言える
言葉の重みを感じました。
あと、乳がん検診については、
いろいろと言われていますが、
20-30代の若いときは、乳腺が発達していて
マンモグラフィーでの診断が難しく、
誤診がないわけではないそうで、
マイコさんとしては、
とにかく正しいセルフチェックをして、
自分の乳房の変化に気づくこと。
そして、気づいたら、その時はすぐに乳腺科でみてもらうことがオススメ
とのことでした。
検診は受けるとしたら
エコーの方がいいかも。
と。
確かに、よく見かけるのは
40歳になったら乳がん検診へ、
というメッセージですよね。
もちろん、マイコさんも専門医ではありませんので、
乳がんを体験して、いろんな先生や患者さんとお話をする中での
一つの考え方ですので、
乳がん検診のこと、
セルフチェックのこと、
自分自身で勉強して、
ちゃんと考えようと思いました。
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つたない文章なので、
うまくお伝えできたかどうか、わからないんですが、
少しでもマイコさんの体験談を通して、
改めて考えるきっかけになったら
私たちも嬉しいです。
長くなってしまったので、
セミナーを受講した女性社員の感想は
次の記事でご紹介します。
[プロフィール]
1969年生まれ。ファッション誌、CM、広告、テレビなどで幅広く活躍中。2008年39歳の時に乳がんと診断、温存手術を受ける。40歳のとき、「モデル、40歳。乳がん1年生。」をKKベストセラーズから出版。近年はモデル活動のかたわら、自身の経験からピンクリボン運動の講演活動などを全国で実施している。プライベートでは21歳になる息子の母でもある。
よーこ